加齢黄斑変性とは?
加齢により網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、見ようとするところが見えにくくなる病気です。
加齢黄斑変性の種類
種類として、脈絡膜から発生する新生血管(脈絡膜新生血管)の有無で「滲出型」と「萎縮型」に分類されます。
加齢黄斑変性の症状
症状は、中心がゆがんで見えたり、暗く見えるたり、不鮮明に見える状態です。中央部以外は見えている状態で、全く光を失ってしまうことはありません。症状が片方の眼から現れることが多いため気づきにくく、また気づいても年齢のせいにしてそのままにしていることも少なくありません。
加齢黄斑変性の見え方例
加齢黄斑変性の治療
抗VEGF薬の硝子体内注射により、視力の維持や黄斑変性の進行を遅らせることができるようになりました。ただし、多くの場合複数回の投与が必要です。
当院では、この抗VEGF薬であるアイリーアおよびルセンティスの硝子体内注射を行っています。